小さい規模で様々な作物をちぃっとらっつ作り、その地域の豊かさを手仕事を通して表現していきたいと願っています。小さい規模だからこそ出来るものがあるように、小さい農家が集まってこそ実現する広がりやダイナミックさもあります。もの作りを続け、里山を少しでも元気にしていくことで、少しずつお返ししていけたらと考えております。
日本は小さい島国ですが、小規模多品目を作り、その土地を最大限に利用することで、土地の面積あたりの生産性は他国に類を見ないほど高いのです。それが、大規模化、単一作物へとシフトする中で、農家は大型機械や設備への投資で大きな負債を抱えるようになり、小さな農家は高齢化とともに少しずつ村から消えています。
私たちは、村に根付く農業や食など季節とともに巡る暦の中で暮らしを作り、ものづくりを通して日々の取り組みなども発信していきたいと考えています。オンラインショップでは、ちぃっとらっつ農舎と共に地域で農業を守り伝える仲間たちの想いの詰まった作物も紹介しています。