地域内で循環する素材のみを土に還しています。日本は肥料の多くを海外からの輸入に依存しています。化学肥料の原料である原油や鉱石は100%輸入に依存し、有機肥料も例外ではなく、菜種や大豆などの油粕は輸入原料が多く、国内で供給される家畜の糞尿なども家畜に与える飼料まで辿れば、やはり輸入依存です。今の時代において持続可能であるということ、循環するということはどういうことなのか。第一歩として、地域で入手可能なものを茶畑に入れています。藤枝には酒蔵が多く、そこでは酒粕が手に入ります。国産原料で伝統的な木桶仕込みにこだわる醤油蔵も近隣市にあります。 そして田んぼ、小麦畑、大豆畑では藁などが大量に出ます。秋冬には畑へ続く山の農道には落ち葉が降り積もります。あるものを大切に、土に還し、土から恩恵をいただく、循環するお茶づくりをしています。
山のお茶、手仕事の継承
山間地は大型の機械が入れず畑も小さいから 効率が悪いと言われがちですが、山のお茶には山ならではの甘みと旨みがあります。小さい規模だからこそ生まれる豊かさがありま す。5 月には新茶の手摘み、6月には手摘み 紅茶作りもしています。ぜひ山の茶畑へお茶の手摘みにお越しください。
無農薬煎茶
八十八夜の頃に収穫された茶葉を製茶しました。山のお茶は葉が薄く繊細で、甘みと旨み、そして香り高いことが特徴です。1煎目は湯冷ましをしてお召し上がりください。ティーバッグ袋には植物由来のソイロンを使用していて、焼却してもダイオキシンなどの有害物質を出しません。
無農薬和紅茶
6月中旬の初夏の太陽をいっぱいに浴びた茶の新芽を収穫して作られた純国産紅茶です。こだわりの製法で丁寧に時間をかけて発酵し、作り上げました。やぶきた種の茶葉から加工された紅茶は、渋みが少なく自然な甘みがあります。ティーバッグ袋には植物由来のソイロンを使用していて、焼却してもダイオキシンなどの有害物質を出しません。
無農薬三年番茶
耕作放棄された茶樹を冬に刈り取ります。仲間と力を合わせ、笑い合いながら作業をしたお茶は、薪火でじっくり焙煎。三年番茶はカフェインが少なく、お子様、妊婦さん、お年寄りの方にもお勧めで心も身体もポカポカ温まるお茶です。ティーバッグ袋には植物由来のソイロンを使用していて、焼却してもダイオキシンなどの有害物質を出しません。
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